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【田口翔】決済代行業者が3500万円返還した3つの理由

田口翔がネットカジノで使ったとされる4630万円のうち、その一部である3500万円が決済代行業者から返還されたことが判明しました。

現時点ではなぜ返還されたかの理由や、どの業者が返還したのかなどの情報は公開されていませんが、業者が返還した理由として考えられることを現状で出揃っている情報をもとに考察しています。

▼この記事を読んでわかること▼

・決済代行業者が3500万円を返還した理由
・残りの1130万円はどうなるのか?

本記事では「【田口翔】決済代行業者が3500万円返還した3つの理由」をテーマに調査してみました。

3500万円返還の理由1:決済業者が摘発を恐れて先手を打った

3500万円が返還された理由として考えられることの1つ目は「決済業者が摘発を恐れて先手を打った」です。

過去に田口容疑者は「金はオンラインカジノで使った」と供述しているので、それが本当であればオンラインカジノ用の口座にもお金は残っていないはずです。

しかし、現時点では警察の捜査が進んでおらず、田口容疑者が本当にネットカジノでお金を使用してしまったかどうかは不明です。
事実を確認するためには次のいずれかをしなければなりません。

・オンラインカジノの運営者に田口容疑者の情報を開示してもらう
・田口容疑者からIDやパスワードを聞き出し、残高を確認する

つまり、田口容疑者がIDやパスワードを教えない限りは、オンラインカジノ側が今回の事件の調査のために取り調べに何度も対応しなければならなくなりますし、資料提出を求められることになります。

オンラインカジノ運営者がそうした面倒事にこれ以上巻き込まれることを防ぐために、お金を返還した可能性は考えられますね。
また、オンラインカジノ運営はグレーな部分が多いので、何か後ろめたいことがあってその発覚を防ぐためにさっさとこの事件から遠ざかりたかったのかもしれません。

それに、田口容疑者がお金を隠すためにオンラインカジノ口座にお金をプールしていただけであれば、決済業者はお金を移動するだけでいいので実害もほとんど出ないでしょうからね。
3つの理由の中では一番もっともらしい気がします。

3500万円返還の理由2:決済代行業者の厚意で返還した

3500万円が返還された理由として考えられることの2つ目は「決済代行業者の厚意で返還した」です。

先述した「摘発を恐れて」返還した理由とも若干重複しますが、やはりネットカジノ側からすれば事業自体にグレーな部分があるので中には後ろめたいこともあるかもしれません。

もし、本当に田口容疑者がネットカジノで全額を使い果たしていたならそのお金はネットカジノの売上になりますが、そのお金を持っていることで色々と面倒なことに巻き込まれます。

ネットカジノ側からすれば事業に支障をきたすリスクの方が大きいため、自腹を切って3500万円を支払ってでも捜査から免れたいと思うはずです。

仮にそうした理由で返還されたのであれば、3500万円という大金をポンっとだせるネットカジノの資金力はやはりすごいの一言ですね。

3500万円返還の理由3:阿部町から返済の依頼があった

3500万円が返還された理由として考えられることの3つ目は「阿部町から返済の依頼があった」です。

阿部町は今回、決済代行業者から3500万円の返還があった件について「コメントは差し控えたい」としています。
公言しない理由については恐らく、裁判中ということで不利な証言を避ける意図もあると思われますが、なぜ返還されたのかについてはニュースなどでも報道されていません。

そのため3500万円が返還された真相はまだ謎のままですが、ひょっとすると阿部町からオンラインカジノ側に対して返還の依頼がなされていた可能性もあるかもしれませんね。

この辺りの事実関係については、今は捜査が不十分で不確定な情報が多いため、もう少し情報が出揃って状況が整理されるまでは判明しないことが予想されます。

残りの1130万円のお金は今後どうなるのか?

決済代行業者の一つが3500万円を返したことで、4630万円の残りが1130万円となりました。
残りの1130万円のお金は今後どうなっていくのでしょうか?

こちらに関しても確実な情報は公開されていませんが、スポーツニッポン新聞社の記事によると次のようなデータが報道されていました。

出典:スポニチアネックス

この資料によると、今回3500万円を返金したA社の他にも、L社・M社という決済代行業者が存在すると見られていますが、この2社はどう対応するのでしょうね。

3500万円を返還した決済代行業者のように他の決済代行業者も返還するのか、それとも田口容疑者がIDとパスワードを公開するまで動かないのか。

※5/24(火)追記

24日に行われた会見で、阿部町が法的措置によって残りの決済代行業者からの返還も受け、計4300万円のお金が確保できたことを明らかにしました。
これにより、デビット決済に使われた以外のお金は全て回収できたということになります。

これからも最新情報が公開され次第追記していく予定です。
今後の動向にも注目していきましょう。

まとめ:決済代行業者が3500万円返還した理由は「業者が摘発を恐れたから」ではないかと思われる

本記事では「【田口翔】決済代行業者が3500万円返還した3つの理由」をテーマに調査してみました。

現時点では不確かな情報が多いですが、代行業者が3500万円を返還した理由の背景には、今回の事件に伴って「摘発されるのを防ぎたい」あるいは「これ以上面倒ごとに巻き込まれたくない」という思惑があるのだと思われます。

ギャンブルの市場規模は600億米ドルを超えるとも言われますから、たくさん儲けている中の3500万円で事業を潰してしまうようなリスクは誰だって負いたくないですよね。
そのため、現状では「摘発を恐れて先手を打った」というのが最もらしい理由なのではないでしょうか。

正確な最新情報が公開され次第、随時追記していきます。