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りゅうちぇるはなぜ離婚?性自認の変化が主な原因か

仲が良く、若者の理想の夫婦として取り上げられることが多かったりゅうちぇる・ぺこ夫妻。

特にりゅうちぇるはLGBTQ+の普及のために最善を尽くしていらっしゃいました。

しかし、この度りゅうちぇるとぺこは事実上の離婚を認めました。

別居はしておらず今後も一緒に暮らしていくそうですが、一体どうして離婚という選択を取ったのでしょうか?

本記事ではりゅうちぇるが離婚した理由の考察や、本人のインスタ投稿やネット上での意見などについてまとめていきたいと思います!

りゅうちぇる離婚の原因には性自認の変化がありそう

りゅうちぇる・ぺこ夫妻が離婚した原因には、りゅうちぇるさんの性自認の変化が関係していそうです。

性自認とは?
自分の性をどのように認識しているかを表す言葉。
「肉体的な性」と「心の性」があると言われている。

りゅうちぇるさんの性自認は肉体的な性では”男”で、心の性では”男”と”女”で揺れ動いていたようです。(どちらかというと女寄り)

しかし、結婚してパパになったことで「男でなければならない」と無理強いすることになり、

自分一人で抱え込み続けた結果、そのプレッシャーに耐えられなくなってしまったようです。

それと離婚に何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、りゅうちぇる・ぺこのお二人のインスタ投稿を読むと、

性自認の変化が離婚のきっかけだったのではないか、ということが伺えます。

りゅうちぇる側の意見

離婚の理由については、はっきりと書かれている訳ではありませんが、本人たちのインスタに想いが綴られています。
それではさっそくですが、りゅうちぇるさんのインスタ文を抜粋してご紹介していきます。

まず前提として、りゅうちぇるさんはパパになる覚悟を決めた上でぺこさんと結婚したことを明らかにしています。

りゅうちぇる
りゅうちぇる
かけがえのない息子の父親であること。
信頼できるてこの夫であること。
ryuchellという芸能人であること。
そんなこの上ない幸せな日々を守るために、自分を隠してでも、そう生きていくと心に決めていました。

「自分を隠してでも」とありますから、結婚当初から心のどこかには”女”としての性自認があったのかもしれません。
そしてその認識は、次第に強くなっていったようです。

りゅうちぇる
りゅうちぇる
“本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。

いつの日からか、本当の自分は女性であると自認しているりゅうちぇるさんと、父親として男であらねばならないという固定観念に縛られたもう一人のりゅうちぇるさんとで、自我を保てなくなってしまったんですね。

りゅうちぇる
りゅうちぇる
これまで皆さまに多様な生き方を呼びかけてきた僕なのに、
実は僕自身は、”夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。
“夫”であることは正真正銘の”男”でないといけないと。
父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、“夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました。

父親であることは誇りに思える、一方で夫であることにはつらさを感じてしまう。

この一文に、りゅうちぇるさんは子供を育てる親としての役割は全うしたいと心から思えるものの、

夫として男性でいなければならないことはどうしても耐えられなかったという気持ちが表れていますね。

ぺこ側の意見

では妻であるぺこさんはりゅうちぇるさんとの関係について、どのように考えていたのでしょうか?

ここからはぺこさんの公式インスタグラムの投稿を元にご紹介していきます。

まず気になったのが、「正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。」というコメントです。

ぺこ
ぺこ
もちろんわたしは人生すべてをかけてりゅうちぇると結婚したし、一生こうしていけると本気で思えたからこそ、息子にも出会えました。
だから正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。

あくまで推測になりますが、
ぺこさんも自身で納得した上での結婚だったことは認めつつも、結婚して子供を授かった後でのカミングアウトだったため、
「そっか、わかったよ!」と素直にすぐさま認めることは出来なかった様子が伺えますね。

しかし、次のようにもコメントしています。

ぺこ
ぺこ
だけどそれ以上に、もしほんとうにりゅうちぇるがこの先何十年、おじいちゃんになるまでひとりで抱え込み続けていたらと思うとほんとうに怖いし、こうして今 生きて、勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです。

このことから、文章を読む限りではぺこさんは心からりゅうちぇるさんのことを愛していたからこそ、大切な人に辛い思いを抱え込んだまま生きて欲しくない。
「いろんな葛藤があったかもしれないけど、正直に話してくれて嬉しい」ともとれる胸の内を告白しています。

ぺこ
ぺこ
そんなりゅうちぇるだからこそ、これからも人生のパートナーとして家族として、いっしょにいたいと思えるし、これからも今まで通り3人で暮らしていきます

このような胸中も語っているので、最終的には納得した上で離婚後も3人で暮らすことを決断されたのだと思われます。

離婚したのに一緒に暮らすのはどうして?

筆者も最初はりゅうちぇる夫妻が離婚するのに一緒に暮らすことに対して驚きましたが、

どうやら最近では離婚して夫婦の関係ではなくなっても、授かった子供はそのまま二人で育てていく選択をする人は増えているようです。

田村勇人という離婚事件や・不倫問題に詳しい弁護士の方が次のようにコメントしていました。

「夫と妻」、「女と男」という関係性が難しくなっても、「父と母」という関係は良好に維持していきたいという方は近時多くなってきております。
引用:Yahoo!ニュース

どうやら離婚しても関係性は続けることを選択する方は現代において増えているようですね。

また、次のようなコメントも残されていました。

夫婦、男女としての終わりが父母としての終わりにならないこと、そして伝統的な家族における役割を個人が押し付けられないという側面では良い点もありつつ、子に対する影響や、伝統的な価値観との摩擦は予想されます。
引用:Yahoo!ニュース

少々乱暴な言い方ですが、離婚すれば普通ならどちらか片方に子供を押しつける形になります。

しかし、離婚しても二人で子育てをすることで負担がどちらかに集中するのを避けられるというメリットがあるようですね。

恐らく、りゅうちぇるとぺこのお二人も、どちらかだけに押しつけることはしたくなかったのだと思います。

その反面、今後お二人のいずれか(または両方)が新しいパートナーとお付き合いすることになった時、子供は複雑な心境で過ごすことになります。

無理してパートナーのままでいるのも違いますし、だからといって子供のことも考えると結婚したままの方が良い場合もある。

何を優先するかがすごく難しい問題であることは間違いありませんね。

りゅうちぇるの離婚に対するネット上での反応

インスタを見る限りは二人の同意の上で離婚→離婚後も3人で暮らすという選択をされたようですが、

ネット上では厳しい意見が多く見られました。


引用:Twitter

ある程度予想はしてましたが、やはり理想の夫としての発言が多かっただけに批判的な意見が多かったですね。

しかし、一方でこのような意見もありました。


引用:Twitter

付き合って結婚してみて初めて見えてくるものもある、という意見ですね。

やはり、生まれも育ちもちがう二人が一緒に暮らしていくのは簡単なことではないということなのかもしれません。

まとめ:りゅうちぇるの離婚は性自認の変化が大きそうだが、離婚後も3人で暮らす模様

本記事ではりゅうちぇるが離婚した理由の考察や、本人のインスタ投稿やネット上での意見などについてご紹介しました!

りゅうちぇる・ぺこ夫妻が離婚した理由は、りゅうちぇるさんの性自認の変化が大きそうですね。

LGBTQ+はまだまだ浸透していない新しい考え方ですし、理想の夫としての期待が大きかっただけに、

りゅうちぇるさんにも様々な葛藤があったのでしょう。

ぺこさんはそれに振り回されたように見えなくもありませんが、一応は両者の同意のもと離婚に至ったようです。

結局のところ、りゅうちぇるさんの選択が多くの人にとって好ましくなかったことは事実ですが、

こうした夫婦間の問題は夫婦で解決するものですから、外野の我々が必要以上にとやかく言うことではないのかもしれませんね。

どこまで突っ込んでいいのか難しい問題ではありますが、これからの二人を見守っていきましょう。